東芝、HD-DVD事実上撤退へ・ブルーレイ勝利
東芝が「HD―DVD」規格の新世代DVDから事実上撤退する見通しになった。ソニー陣営の「ブルーレイ・ディスク(BD)」との規格争いで劣勢に立たされ、事業を抜本的に見直す方針を固めた。これにより電機業界を二分してきた新世代DVDの標準規格争いは、BD方式の勝利で決着することになる。
東芝は事業の見直し策としてレコーダー(録画再生機)の販売を中止してプレーヤー(再生専用機)などに特化する案や、販売不振の日本と米国から撤退して欧州市場に専念する案の検討に入った。週内にも決める。完全撤退も「選択肢の1つ」(東芝首脳)という。
米映画会社パラマウント・ピクチャーズや米マイクロソフトがHD規格のソフトやゲーム機用記憶装置を販売しているため、東芝だけで撤退を決めるのは難しい状況。こうした企業と協議しながら最終方針を決める。当面は商品を絞って販売を続ける可能性が高いが、事業を縮小して世界標準獲得を断念することで、販売低迷に拍車がかかり、撤退に追い込まれる公算が大きい。
[2008年2月17日/日本経済新聞 朝刊]
テーマ : 初めての子育て - ジャンル : 育児
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